もう4カ月も経ったし、体験した時の私的には怖かった話なので
書き込んでみようと思います。
もう少しで年末だというときのことです。
この体験をした時、私は仕上げなくてはいけない論文がありました。
なので、コタツに入りながら洒落怖のゆっくり朗読を
BGMにして作業をすることにしたんです。
しばらく作業をしていると、私が以前にも聞いたことがある話が
朗読され始めました。
私は1度聞いた話には興味がないので
聞き流しながら作業を進めることにしたんです。
作業を進めていると、足の方にチクチクとした刺激を感じました。
足の毛が何かに当たっているような感じのするアレです。
まあ、コタツに入っているとよくある事なので
この時は気にしていませんでした。
この感じはしばらくすると無くなると思うんですが、
この時は不思議な事にいつまでたっても無くならなかったんです。
でも、だいたいこの手のものは気になり始めたら
どうにかしたくなりますよね。
私も気になってしかたなくなっちゃったんで、
手でさすってチクチクを消そうを思ったんです。
何も考えずにコタツに手を突っ込んだら「ワサ」って感触が…。
ん?っと思ってコタツの中を覗き込んでみました。
ビビりました。
コタツの天井の部分から大量の髪の毛(?)が生えてたんです。
声にならない悲鳴をあげてのけ反りながら
後ろに手をついてさらにビビりました。
床からも髪の毛(?)が生えてたんです。
ひきつった悲鳴をあげて手をどけた瞬間、
髪の毛は床の隙間に引っこんで行きました。
床の毛が引っこむと同時に、コタツの中に入れっぱなしだった
足のチクチクした感じも無くなりました。
ハッ!とし、急いでコタツから出てビビりながら中を覗くと、
中はもう普通のコタツの中でした。
この後何日かしても、もう不思議な事は起きませんでした。
怖いというより、不思議な話だったかもね。
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