ソニー、4-6月期の最終赤字は246億円 2年連続

ソニーが2日発表した今4-6月期の連結決算は、最終損益が246億円の
赤字となった。4-6月期の最終赤字は2年連続で、前年の155億円より
59%増えた。

今4-6月期の売上高は前年同期比1.4%増の1兆5151億円。
営業利益は、前年同期より395億円少ない77.2%減の275億円と
なった。薄型テレビやAV機器、パソコンなどの民生用機器や半導体など
電子部品の販売が低迷したため。円高差損も発生した。
リストラ関連費用の計上は前年同期より54億円少ない18億円にとどまった。

この結果を受けて、ソニーでは2013年3月期通期の連結業績見通しを
下方修正した。売上高は従来予想より6000億円少ない6兆8000億円
(4.8%増)に、営業利益は500億円少ない1300億円に、
最終利益は100億円少ない200億円とした。
昨年度の通期業績は営業赤字が672億円、最終赤字が4566億円だった。
営業益、最終益ともに黒字転換をめざす。

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