ある廃ホテルで(投稿作品)

学生の時の実体験です。

夏休み、連日仲間と夜中に集まり遊んでいました。

夏といえば肝試し。

そんなわけで、ある夜、地元で有名な潰れたラブホテルに行こうとなり、車で向かいました。

メンバーは、俺,A,Bの三人です。

時間は深夜1時くらい、少しだけ小雨が降っていました。

いざ到着すると、周りが森のようになっていたこともあり、本当は中まで入る予定でしたが、三人ともビビりだったので怖くて入れず、車の中から携帯で写メを撮って帰ろうとなりました。

誰ので撮るかジャンケンをし、負けたAの携帯で撮る事になりました。

カシャッ

確認すると、一斉に悲鳴をあげました。

薄く、女性の顔が写っていたのです。

やばいやばい、早く帰ろうとなり、恐怖に怯えながらも急いで車を発進。

すると、今度は急に霧が出はじめました。

こう、足元を這うような、脛くらいまでの霧がボワァっと。

これはやばいんじゃないか、霊を怒らせてしまったか、などと口々に言ってると車が止まりました。

止まった場所は、なぜか近くにあるもう一つの心霊スポットの大きな池の、しかも出ると言われている墓地などがある裏の駐車場。

おいなにやってんだよ!と言うも、Aは、わからねーよ!と焦るばかり。

また急いで車をだし、今度こそ帰宅しました。帰り道に霧は嘘のようにありませんでした。

今日はまじやばかったな、など感想を言い合って各々帰宅。

次の日になって、A大丈夫かなと電話をしてみると、何度電話しても出ません。

おかしいなーと思いつつ、まあかけ直してくるだろと思い、それから三日くらいたち、何も音沙汰がないのでBに聞くと、俺も連絡がとれない、と。

まさかあれが原因かな、なんて心配しているうちに一週間ほど過ぎると、Aからようやく連絡があり

原因不明の高熱でずっと寝込んでいたと。

やっぱりあの写メが原因だよなー、と話ているうちに、お祓いしてもらおうとなり、住職の息子のCに相談に行きました。

これ、顔やばいよなーと話ているとCが

『おまえら、これ画面いっぱいに霊いるよ』

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