たかしの奴

たかしの奴また猫背になりやがって!男ならビシッと構えとけよ!
今日は授業参観だってのに手すら一回も挙げてねえじゃねえか。
俺が男手一つで育てたのが悪かったってえのもあるが、喧嘩はするわ、
学校から呼び出しはくらうわ本当にやんちゃに育っちまいやがった。
母ちゃんがいないのに泣きべそかかなくなったのは立派だが勉強だけは俺と似てダメなんだよな~。
「たかし!手挙げろ!」あいつ顔真っ赤にしやがって!
後ろに貼ってある書道の字もきったねえなぁ。他の子は『希望』、
とか『未来』とか漢字二文字できれいな文字書いてる中、たかしの奴『交通』って何だよ!
しかも『交通』の『交』の字でか過ぎじゃねえか!『通』が全然スペース足りてないし・・・馬鹿だなぁ!

たかしごめんな。母ちゃんいたらもっと字もうまく書けてたかもしれねえな。
今日は帰ったらたかしの好きなカレー作ってやろう。たかし授業頑張れよ!

コメント

  1. 匿名 より:

    どういう意味?

  2. 匿名 より:

    父って書いてたけど照れ隠しに交にしたって事でしょ

  3. 匿名 より:

    本当は『父』ってかいてた

  4. 匿名 より:

    カテゴリーとタグの矛盾

  5. すがり より:

    両手がないのかな?
    習字も口で筆をくわえて書いた?

  6. 匿名 より:

    「交通」は、はじめ「父」の一文字だったんだろうけど、他がわからん

  7. 匿名 より:

    父親も死んでる

  8. 匿名 より:

    父って書いたんだけど、二文字じゃないといけなかったから慌てて交通にしたのが真相

  9. 匿名 より:

    サリドマイド児かね

  10. 高橋克也 より:

    がスカトロってこと

  11. 匿名 より:

    良い話なんだよね?
    父ちゃんに支配されてるから、とかじゃないんだよね?

  12. あなたの後ろに名無しが… より:

    タグw
    サイトの主旨がww

  13. 匿名 より:

    父と書きたかったで終わりじゃないかな?手が無いのに挙げろとは思わんでしょ

  14. I am experiencing an issue with your rss feed . Don’t know why I am not able to subscribe to it. Is there anybody getting similar rss problem? Anybody who is aware of kindly respond. Thanks

  15. 匿名 より:

    『交通』の作品は、元は『父母』での書き足し。つまり、『父母』より『交通』の方が出題テーマに沿っているとたかしは感じて変更することにしたが、『父母』の意味合いは捨て切れず、清書ではなく断固書き足すことにした。
    したがって、『希望』と『未来』が凡人での発想に対し、たかしは真っ先に『父母』とし、次に『交通』を答えとして上げるような出題テーマとは何かがヒントでは?
    それは「望み」では?
    つまり、病院学校での入院少年患者らのひとコマであり、たかしは交通事故で父母を亡くしたので『父母』が望みだが、交通事故が起きる以上、まずは父母の犠牲の上に成り立っている安全な『交通』の方を望むほど、成長した。
    絵でも、大きく描く方が依存度の高い存在なので、たかしの習字では母の面影を知らない父子家庭であることは忠実に再現されている。
    父親の方が死んでいることに気付いていないということは、授業参観日の前にて死んで間もないということになる。
    父の死の知らせを受けているたかしは、気丈にも授業を受けている姿を亡き父に見せたくて出席し、泣く寸前なのを息を止めて気張って堪(こら)えているのである。
    なぜなら、「母ちゃんがいないのに泣きべそかかなくなった」というのが父での「望み」だったから、父が居なくても同じくなのである。
    父親特製のカレーの差し入れが、将来にて嫁さんでの手料理で再現されることを望む。

  16. 匿名 より:

    >>15(オリジナル作品です)
    たかしが初めて嫁のカレーを食べる。たかしは父への思い入れが強いので、巷のカレーは(美味しいことは美味しいのだろうが)どれも正直には納得できなかった。それなのに、嫁のカレーである。それにいつか借れるのだろうと思っていた。
    たかしの拘りの盛り方にして、嫁は持ってきて差し出した。一気にカレーの香りが立つ。あれ?この香り…。
    見た目は、正直どこのルーも違いがわからない。が…。
    一口入れて…。
    うわーーーーー!亡きオヤジ特製の味だーーーー!なんでーーーーー?
    不思議がる嫁の顔を食い入りながら、嫁にオヤジの霊が憑依しているのかとも思った。
    「辛かった?口に合わなかった?」と嫁が心配しだした。
    「こういうの、他で食べ回ってもなかったけど、どこで習ったの?母親の?」
    「レトルトよ。」
    正直、意外すぎた。何がかというと、端的で素直すぎる(その程度か!な)答えもそうだが、頭の中で瞬時に走馬灯が廻り、過去を想像し、オヤジの手料理とは、レトルト温め…。
    しかし、信じられなかった。
    「俺、そこら中のレトルト、食べたことがあるけど、こんなのなかったけど?」
    「特別のよ。」
    「特別?」
    「そっ、折角の最初だから、なかなか手に入らない御馳走を振舞いたかったの。」
    「限定品?ネットか何かで?結構、俺もチェックしているけどな~?」
    自慢気な顔を、どのような顔で見ていたのだろうか…。
    「自衛隊よ」
    僕は入隊を決意した。交通機動隊への夢は、幼さからとなった…。

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