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怖い話

一途な思い[1]

僕の家の隣に女の子が越してきたのは小四の夏休みだった。 彼女の家庭にはお父さんがいなかった。 お母さんは僕の目から見てもとても若かったのを覚えている。 違うクラスになったけど僕と彼女は仲良くなった。 彼女はあまり明るいほうではなく、...
怖い話

霊柩車[3]

ところがどうでしょう。 いつもはひっそりとしていた車から、何人もの黒い服を着た人達が下りてきて、 門を開けて入ってくるではありませんか。Kさんはすっかり恐ろしくなって しまいました。そのうちに階下でチャイムの鳴る音が聞こえました。...
怖い話

霊柩車[2]

朝になってKさんは、両親に昨日の夜クラクションの音を聞かなかったかどうか 尋ねました。二人は知らないといいます。あれだけの音を出していて気づかない わけはありませんが、両親が嘘をついているようにも見えないし、 またつく理由もないように...
怖い話

霊柩車[1]

Kさんという若い女性が、両親そしておばあちゃんと一緒に 住んでいました。おばあちゃんはもともとはとても気だての よい人だったらしいのですが、数年前から寝たきりになり、 だんだん偏屈になってしまい、介護をする母親に向かってねちねちと ...
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