つとむ

男女数人が、ある夏の夜に肝試しに行くことになった。
場所は心霊で有名な山の中のトンネル。

怖がりながらも無事トンネルを抜け、帰路につこうとした時・・・

繁みの中からランドセルを背負った女の子が何かを叫びながら走ってきた。

暗い山道でランドセルの少女・・・とあまりにも非日常的なことに運転手はビックリして、車を飛ばして逃げた。

そこから、1キロ程進むと帽子を被った男が立っており
その男は車の前に立ちはだかった。

「どうしました?」
ヒッチハイクかと、運転手は男に話しかけた。

「娘がこの辺で迷子になったんだけど見ませんでした?」
後部座席の女性が、なんだ迷子だったのかと、ランドセルの少女の居場所を教えてあげた。

そこから一行は何事もなく無事家路についた。

数日後、運転していた男性がテレビのニュースを見ていると、どこかで見たことのある顔だった。なかなか思い出せず、しばらく考えていると…

「あっ!山道で会った帽子の男の人だ!」

そして…その男の名前は……

宮崎勤

連続少女誘拐犯で、少女を食べたり、遺体の一部を、親族の元に送った、異常犯罪者だったのだ。

コメント

  1. 匿名 より:

    こわ

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