195 :本当にあった怖い名無し:2010/07 /17(土) 22:13:22 ID:lYKEHqVX0
大学生の頃の話。
同じサークルの友人たちと河口湖へキャンプにいったんだ。
参加者は8人だったから、
俺ともう一人の奴がクルマを出して、
それぞれのクルマに4人ずつ乗ってキャンプ場へ向かった。
恐ろしい体験をしたのは、その途中。
東京を抜けてそろそろ山梨へ入るあたりの国道で、
道の上に何か黒いものが落ちているのが目に入った。
運転をしていた俺は猫だと思って避ける準備をしていたんだけど、
近づいて見ると、それは人間の頭。
中年(?)くらいのおっさんの頭が道にコロンと転がっていて、
しかも目と口が開いていた。
俺は「あっ、頭、頭!!」って指を差して必死に叫んだんだけど、
同乗していた他の3人は、
「え、なに?」「どこだよ」「ねぇよ、そんなもん」って感じで、
まったく見えていな様子。
クルマを止めて確認しようかとも思ったけど、
なんかすごくヤバイ気がして、
アクセル踏んでとにかくそこから逃げることにした。
196 :本当にあった怖い名無し:2010/07 /17(土) 22:14:05 ID:lYKEHqVX0
それだけで終われば、俺の見間違いだったかな、という話になるんだけど、
それから10分くらいして、後ろを走ってたもう一台の
クルマの奴らから電話がかかってきた。
俺は運転していたから別の奴が電話に出たんだけど、
「A(後ろのクルマを運転していた奴)が、
道に頭が落ちてたっていうんだけど、お前ら見た?」という内容だった。
まぁ、そんな感じで特にオチがなくて申し訳ないんだけど、
実際に落ちていた頭を見た俺とAは、
キャンプ中もテンションがた落ちだったよ。
ちなみに、この友人たちとは、富士の樹海に探索に行って、
首つり死体を発見するという体験もしたけど、それはまた別の機会に。
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