夜、布団の中で壁の方を向いて、携帯で友人にメールを打っている時、金縛りにあった。
全く体が動かない。
目さえも動かせず、一点を凝視し続けるしかなかった。
一点……そう、携帯の画面を見続けていた。
そこに、見慣れたメールの画面はなかった。
誰かが、歩きながらビデオ撮影をしていると思われる動画が映っていた。
何の変哲もない道を歩きながら。
視点は、人の目の高さにある。
自分が歩きながら見ている風景のようにも見える。
画面の奥から手前に向かって歩いてくる人もいれば、視点と同じ方向に歩いている、背を向けた人物も何人かいる。
コメント
オチはないのでしょうか
オチはないみたいですねぇ
そうですねぇ
そのまま自分が
オチちゃった(寝た)。
だったりして‥。
不思議